◆パリ五輪 第11日 ▽体操男子(5日、ベルシー・アリーナ)
団体&個人総合を制した初出場の岡慎之助(徳洲会)が種目別鉄棒決勝で金メダルを獲得した。1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、52年ぶりに日本男子3冠の偉業をなし遂げた。この日は種目別平行棒でも銅を獲得。体操で五輪1大会4個のメダルは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来40年ぶりの快挙だった。
表彰式後は笑顔を見せて、大会を振り返った。
◆岡に聞く
―3つ目の金メダル。
「奇跡ですね」
―これまでの2つと比べて、今日のこの鉄棒の金メダルはどんな意味が?。
「本当に最後何が起こるかわかんないというところで、本当にミスなくやり切れたことが、この金メダルに繋がったのかなと思います」
―今大会、ミスがなかった要因は。
「やっぱり準備ですかね。やっぱりもう怪我してから、もうパリの準備はもうしっかりやってきてたので、それが今回につながったかなと思います」
―五輪を振り返ってみて。
「最高しか言っていないですけど、本当に一番は団体の金メダルが自分の中では、一番嬉しいなって思います」
―日本に帰ったらやりたいことは。
「今すぐ出てこないですけど、ドライブしたいです。あと美味しいものを食べたいです」
―五輪王者としてのまた次のシーズン、4年後に向けては。
「もっと強くなって、本当に(内村)航平さんがやってきたように、常に勝ち続けれるような選手になりたいと思ってます」