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バレー男子 日本代表主将の石川祐希「みんなに申し訳ない」 4年後は「まだ考えていない」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月6日 1時27分

◆パリ五輪 第11日 ▽バレーボール男子準々決勝 日本2-3イタリア(5日、パリ南アリーナ)

 決勝トーナメント初戦となる準々決勝が行われ、日本はイタリアにフルセットで敗れ、2大会連続で8強で敗退となった。目標に掲げてきた1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダルの夢は果たせなかった。

 2―0で迎えた第3セットを24―21のマッチポイントからひっくり返されると、最終セットも競り合う中から石川祐希主将(ペルージャ)のスパイクで再びマッチポイントを握ったが、15―17で取られ、涙をのんだ。

 ◆石川祐希に聞く

 ―この試合に向けて(石川自身)調子が上がってきた要因は?

 「予選ラウンドは僕が頼りなかった。ここからは負けたら終わり。もうやるしかないっていう風に気持ちを持って臨んだ」

 ―最後はユニホームで顔を拭っていた。

 「僕が最後決めれなくて、みんなに申し訳ない気持ちでした」

 ―東京五輪からキャプテンとして引っ張ってきた。

 「フィリップ(・ブラン)監督が来てから8年の体制の中でステップアップしてきたチームだと思う。今日もあと一歩だった。イタリアのような強いチームと互角に戦えることは間違いないので、それは監督のおかげです」

 ―東京と同じ準々決勝で負けたが、感情の違いは?

 「勝ちを逃した準々決勝。非常に悔しい思いと、責任を感じている。そんな準々決勝でした」

 ―集大成としていた。今後にどうつなげていくか。

 「その集大成が決してめちゃくちゃ悪かったわけではないですし、みんなベストを尽くした。みんなは頑張ってくれたと思う」

 ―4年後を考えている?

 「監督も分からないですし、そこはまだ考えていないです」

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