◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場)
【パリ(5日)=手島 莉子】男子3000メートル障害予選2組で、2021年東京五輪7位入賞の三浦龍司(スバル)が8分12秒41の4着で2大会連続の決勝進出を決めた。スタートから終始、通過ラインの5位以内をキープし、余裕を持ったレース内容で自身が持つ8分9秒91に迫る好タイムでゴールした。 初出場となった東京五輪。当時順大2年生だった三浦は、予選で8分9秒92(当時)の日本新記録を樹立し日本勢49年ぶりに決勝に進んだ。決勝でも得意のスパートを決め、同種目日本人初となる7位入賞を成し遂げた。
決勝は日本時間8日の午前4時43分から行われる。東京五輪を超えるメダル獲得が期待される。
三浦龍司「スタート前に最初の1キロを2分45秒で行く、と聞いたので、それに乗っかっていこう、と思った。予定通りのレースができました。予選からレベルが高かったですが、いい感覚で走れました。決勝も全力でぶつかって、行けるところまで行こうと思います」