◆パリ五輪 第11日 ▽サッカー男子(5日)
準決勝2試合が行われ、決勝進出チームが決まった。
スペインがモロッコに2―1と逆転勝ちして2021年東京五輪に続き2大会連続で決勝進出を果たした。前半37分にモロッコがPKで先取点を奪ったが、後半21分にフェルミン・ロペスのゴールでスペインが同点、同40分にフアンル・サンチェスが決勝点を奪った。自国開催の92年バルセロナ五輪以来32年ぶりとなる優勝に王手をかけた。
開催国フランスが延長の末にエジプトを3―1で破り、84年ロサンゼルス五輪以来40年ぶり、92年に五輪の男子サッカーが23歳以下となって以降では初となる決勝進出を決めた。後半17分にエジプトが先行したが同38分にジャンフィリップ・マテタのシュートで同点。延長前半9分に再びマテタが逆転ゴール、同後半3分にミカエル・オリセが3点目を奪い試合を決めた。
決勝戦(日本時間10日午前1時)はフランス―スペインの隣国対決となった。3位決定戦はモロッコ―エジプト(同9日午前0時)のアフリカ勢対決となった。