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文田健一郎「『絶対取れよ』とレスリングの神様から言われている気がする」 決勝進出で銀メダル以上確定…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月6日 7時28分

◆パリ五輪 第11日 ▽レスリング(5日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子グレコローマンスタイル60キロ級準決勝で21年東京五輪銀メダリストの文田健一郎(ミキハウス)は、世界選手権2連覇中のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)を4―3で下し、決勝に進出。銀メダル以上が確定した。6日(日本時間7日)に行われる決勝では昨年の世界選手権で対戦し、3位となった曹利国(中国)と対戦する。

 ―文田の競技後の一問一答は以下の通り。

 ―決勝進出

 「このパリの地っていうのが特別なところで、17年に僕が初めて世界選手権で優勝した思い出深い舞台。もう1回決勝に行けたっていうのは、『絶対取れよ』ってレスリングの神様から言われてるのかなっていう気がします」

 ―そり投げは狙っていたのか。

 「いや、狙ってないです。僕は狙わずに体が動いたらっていうふうに1年前から考えていて、それが生きたかな。レスリングやってきた全部の期間が、この勝利を作り上げてくれたかなって思ってます。体が勝手に動いたので。ずっとやってきたところが、あのタイミングで投げられたのかなと思います」

 ―試合後は相手の選手に話しかけていた

 「すごく僕は彼に対するリスペクトがあって、1年前の世界選手権の決勝で彼に負けたので、ここまで自分のレスリングにすごく磨きがかかってきたのかなって思っていて。一方的に思ってたいんですけど、その感謝を伝えて、明日勝って、これが真の決勝だったって言えるようにしようというふうに伝えました」

 ―大観衆

 「もう最高でした。そこは東京では味わえなかった。僕がロンドン、リオって実際に観客席で見ていた姿そのままだったので、初戦入った時に僕の名前をすごく大きな声で呼んでいただいて、歩きながらちょっと泣きそうになっちゃって。本当にいろんな人に応援されてるなっていうのをすごい実感できたので、そこは東京と比べ物にならないぐらいモチベーションになっています」

 ―曹との決勝へ

 「曹もコンスタントに試合に出て、しっかりと盤石に実力をつけてきている選手。最後まで気を抜かずにしっかり徹底した形で、やっぱり文田強いなって言ってもらえるように、あと1試合頑張ります」

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