◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ（５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
ドジャース・大谷翔平投手（３０）が５日（日本時間６日）、本拠・フィリーズ戦のスタメンに「１番・ＤＨ」で名を連ねた。
３日（同４日）のアスレチックス戦で日本選手初の「３０本塁打、３０盗塁」を達成した大谷。前日４日（同５日）の同カードでは３試合ぶりの無安打に終わったが、チームは連勝し、移動日なしでサンフランシスコ近郊のオークランドから、同州内の本拠に戻ってきた。
この日はまた「ＭＶＰトリオ」の一角Ｆ・フリーマン内野手がチームに再合流し「３番・一塁」で名を連ねた。三男マックスくんが体調を崩して緊急入院し、難病ギラン・バレー症候群と診断された。フリーマンは７月２５日のジャイアンツ戦を最後にチームを離れ、ＩＣＵ（集中治療室）に入った息子を看病していたが、前日に退院。この日球場に姿を見せた。チームが「ＭＡＸ ＳＴＲＯＮＧ」とプリントされたＴシャツを準備していたことを知ったフリーマンは感激の涙。「今日、何度も泣いてるが、最初に泣いたのがこのＴシャツを見たときだった。ドジャースのサポートに感謝しかない」と話していた。