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ドジャース大谷翔平、同点犠飛で3試合ぶり打点

スポーツ報知 2024年8月6日 12時3分

◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、本拠のフィリーズ戦に「1番・DH」で出場した。

 初回先頭の第1打席は三邪飛。3回無死一、三塁での第2打席は、右翼フェンス際までの右犠飛だった。

 ナ・リーグ最高勝率で東地区首位のフィリーズ。相手先発は今季11勝の右腕ノラ。今季は7月11日に敵地で対戦しており、3打数無安打に封じられていた。カウント2―1からの4球目、内角への直球に差し込まれ三塁へのファウルフライに倒れた。

 1-2で迎えた3回無死一、三塁での第2打席では、真ん中への初球の直球をフルスイング。本塁打性の当たりが右翼へ飛んだが、打球は伸びず、フェンス手前で右翼手がキャッチ。だが飛距離は十分で三塁からパヘスが生還し、2-2の同点とした。ド軍はその後T・ヘルナンデスが24号勝ち越し2ランを放ち、4-2と逆転に成功した。

 ドジャース先発は右腕グラスノー。腰の張りによるIL(負傷者リスト)から復帰3戦目。7月30日の前回登板(対パドレス)では7回3失点と好投したが、リリーフが打たれ、復帰後初白星となる9勝目を逃した。

 この日はまた「MVPトリオ」の一角、F・フリーマン内野手がチームに再合流し、3番・一塁でスタメンに名を連ねた。三男マックスくんが体調を崩して緊急入院し、難病ギラン・バレー症候群と診断された。フリーマンはチームを離れてICUに入った息子を看病していたが、前日に退院。この日球場に姿を見せた。チームが「MAX STRONG」とプリントされたTシャツを準備していたことを知ったフリーマンは感激の涙。「今日、何度も泣いてるが、最初に泣いたのがこのTシャツを見たときだった。ドジャースのサポートに感謝しかない」と話していた。

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