京産大陸上競技部は5日、箱根駅伝などで活躍した松岡佑起氏(38)の長距離男女共同コーチ就任を発表した。
松岡コーチは京都・洛南高から順大へ進み、1年生の05年に箱根デビュー。07年には3区で区間4位と力走しチームの優勝に貢献した。08年の大塚製薬入社後は主にトラック中距離で活躍し、10年の日本選手権5000㍍で優勝。19年に現役引退し、同社コーチを務めていた。22年には日本オリンピック委員会の海外研修制度でケニア、英国、オランダに1年間の留学も経験した。
京産大は関西の駅伝競技で上位の実力を持ち、男子は全国に門戸が開かれた昨年10月の第100回箱根駅伝予選会にも参加。関東以外の11校のなかでは最高の27位に入った。今年11月の全日本大学駅伝の出場も既に決めている。女子も5年ぶりの全日本大学女子駅伝(10月)出場を目指している。
松岡佑起コーチ「8月1日に京都産業大学陸上競技部コーチに就任いたしました。稲原監督(女子長距離)、妹尾監督(男子長距離)を支え、チームの強化に尽力いたします」