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田中希実は1500Mで準決勝進出決められず 予選で終盤バランス崩す「ここでは絶対終わらないです」と涙…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月6日 17時11分

◆パリ五輪 第12日 ▽陸上(6日、フランス競技場)

 【パリ(6日)=手島 莉子】女子1500メートル予選で2021年東京五輪8位入賞の田中希実(ニューバランス)は、4分4秒28の予選1組11着で、上位6人による準決勝進出は決められなかった。田中はスタートからトップに立つと、ハイペースで集団を引っ張ったが、ラスト1周、残り200メートル付近で、バランスを崩し、後退。順位を大きく落としてゴールした。敗者復活ラウンドに回る。

 レース後は「日本新記録も更新できるペースだったんですけど、ラストはいい位置を取れなくて押し負けてしまったのが敗因だったかなと。ここでは絶対終わらないです」と涙も見せた。

 2日は昨年の世界選手権(ブダペスト)で8位入賞した5000メートルで、15分00秒62の1組9着で各組上位8人による決勝には進めなかった。レース後は「決勝しか狙ってなかったので、やっぱり今、現実が受け入れられないような状態です。確実に前回のオリンピックの時よりは進化できているという自負はあるんですけど、それをやっぱりうまく出せなかったっていう部分があります」と話していた。

 五輪初出場の後藤夢(ユニクロ)は、4分09秒41の自己ベストタイも、予選2組13着だった。

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