夏の甲子園(7日から17日間)の開会式リハーサルが6日に行われた。有田工(佐賀)はその後、10時開始の滋賀学園との開幕戦に向け兵庫県内で練習を行った。
相手に特化した練習はせず、オーソドックスなノックやマシン打撃などに取り組んだ。カギとなる選手として梅崎信司監督(44)が挙げたのは前田壮梧主将(3年)。「やっぱりキャプテン。1本も打ってないから。ちゃんと守ってるけど」と佐賀大会では無安打だった主将の奮起に期待した。
2年ぶり3度目の出場で前回は初戦敗退だった。指揮官は「先(2戦目以降)は全く見ていない。とにかく明日勝つ。それだけです」と力強く言い切った。