◆JERAセリーグ 巨人―広島(6日・東京ドーム)
広島の末包昇大外野手が、左太もも裏肉離れから復帰初戦で豪快なアーチを放った。6回無死からリードを5点に広げるチーム単独トップとなる7号ソロは、負傷交代した6月22日の敵地・中日戦以来の一発。「復帰戦で自分の仕事ができて良かった」と、うなずいた。
“確信歩き”の一振りだった。直前には坂倉がソロを放っていた。「目の前でサク(坂倉)が良いものを見せてくれて、続くことができた」と喜んだ。
自身初の2ケタ11本塁打を放った昨季は8月以降に9本を放ち、うち6本が巨人戦だった。今年も夏に早速“Gキラー”ぶりを発揮。残り50試合を切った。復帰戦を前に「残り試合だけで10本以上、打ちたい」と頼もしく掲げた。有言実行へ、幸先いいスタートとなった。