◆ＪＥＲＡセ・リーグ 中日６―２ＤｅＮＡ（６日・長良川）
中日の高橋宏斗投手が、７回６安打１失点で自身５連勝の９勝目を挙げた。投球回は１００回となり、規定投球回に到達。防御率は０・５４とし、広島・大瀬良を抜いて、トップに浮上した。
日没後も３０度を超え、蒸し暑かった岐阜・長良川球場。初回は、２安打と味方の失策も絡み、１死二、三塁とピンチを広げ、右犠飛で先取点を献上。自身３４イニングぶりの失点を喫した。しかし、２回以降は走者を背負いながらも、要所を締めて、８奪三振。得点を許さなかった。それでも、７回に１２７球を要した内容に「リズムの悪い投球になってしまった。野手の方に助けてもらい、７回まで投げることができました」と反省した。
右腕の熱投でチームの連敗は３でストップ。真夏の９連戦の白星発進を決めた。