◆パ・リーグ オリックス６―２西武（６日・京セラドーム大阪）
オリックスが今季最多タイの１試合３本塁打で快勝した。２回に西川が先制２ランを放ち、６回は中川が勝ち越し２ラン。７回の大里はプロ初本塁打で、すべてが効果的だった。６回のピンチを同点で食い止めた２番手・山田らリリーフ陣も貢献。セーブが付かない４点リードの９回は、抑えのマチャドが締めた。借金１０の５位と苦しいが、中嶋聡監督は「もう、８月とか言ってられない。残り試合（４６試合）が決まっているわけですから」と巻き返しへ懸命の様子。「引っ張っていける若いヤツらがいるんでしたら、どんどん調子に乗ってもいいので」と競争を歓迎した。