◆パリ五輪 第１２日 ▽スケートボード女子パーク決勝（６日、コンコルド広場）
金２、銀１を獲得したストリート男女に続く活躍が期待される大舞台で日本勢が躍動した。東京大会銀メダルの開心那（ＷＨＹＤＡＨ ＧＲＯＵＰ）が予選１位、初出場で１６歳の草木ひなの（スターツ）が予選３位で決勝に進出。東京大会金メダルの四十住さくら（第一生命保険）は予選で敗退したものの、開と草木は堂々と決勝に臨んだ。
１回目で９１・９８の最高点でトップに立った開だが、アリサ・トルー（豪州）が２回目で９３・１８を叩きだし、トップに。人気のスカイ・ブラウン（イギリス）も３回目に９２・３１をマークし、開は３位に。
ここで３回目を迎えた開はトリック連発のノーミスのラン。９２・６３でブラウンを抜き、２大会連続の銀メダルを決めた。
開の奮闘にネットも沸騰。「心那ちゃん ２大会連続銀メダルーーー！！！！ おめでとうございます！！！！！見てたら手汗やばかった」、「心那ちゃん 激ヤバ激アツ銀メダル！３回目まで粘った～！」、「開さん、楽しんでる感じした！笑顔がいっぱい これからのオリンピック競技はかくあるべきという感じ」などの称賛の声が集まった。
草木は１、２回目で攻めたものの序盤で転倒。３回目も高度なトリックを連発したが、最後で転倒。６９・７６で８位に終わったが、「スケボー みんなゆるふわの和気あいあいで、ほんと横ノリって感じでほっこりする」、「スケボーだけ雰囲気が異常に明るい 見ていて清々しくて、いいね！」、「スケボーってなんか皆仲良くて ニコニコしてて可愛い」という選手たち全員の雰囲気の良さへの称賛の声もあふれた。