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張本智和、4強の壁越えるぞ!「燃え尽きてもいいって気持ちで」東京五輪は準決勝で敗れ、3位のリベンジへ…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月7日 2時17分

◆パリ五輪第12日 ▽卓球 男子団体(6日、パリ南アリーナ)

 準々決勝が行われ、世界ランク4位の日本は同5位の台湾を3―1で下し、3大会連続のメダル獲得に王手をかけた。日本は2016年リオデジャネイロ大会の銀、21年東京大会では銅メダルを獲得している。2大会ぶりの決勝進出をかけて、日本時間8日の準決勝でスウェーデンと対戦する。

 シングルスの世界ランク9位のエース・張本智和(智和企画)は、第2試合と第4試合のシングルスに出場し、1勝1敗で貢献した。第2試合は同7位の相手エース・林イン儒(りん・いんじゅ)にフルゲームで敗戦。2―2の最終Gの6―6の勝負所で林の痛烈なフォアハンドで攻め立てられた。1敗したが、第4試合では、43歳の荘智淵(そう・ちえん)を3―0で下した。「悔しいけど、今の僕では林選手に勝てない…悔しさもありながら、受け入れながら、これで終わりじゃないと。4番は勝つんだとすぐに切り替えた」と振り返った。

 第1試合のダブルスで戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が荘、19歳の高承叡(こう・しょうえい)組に3―0で勝利。第3試合のシングルスで戸上がストレートで勝った。

 張本は前回21年東京五輪に続く出場。水谷隼、丹羽孝希との団体戦では銅メダルを獲得。準決勝では強豪のドイツに2―3で敗れている。「4強の壁」を打ち破るべく3年間、努力してきた。次戦はスウェーデンとドイツの勝者との対戦。「全力で勝ちきる。ここで燃え尽きてもいいって気持ちでやりたい」と自身初の決勝進出への覚悟を示した。

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