◆パリ五輪第１２日 ▽卓球 団体戦（６日、パリ南アリーナ）
卓球男子団体の準々決勝で日本は台湾に３―１で勝利し、３大会連続メダルに王手をかけた。準決勝はスウェーデンと対戦する。
練習相手として現地に滞在している森薗政崇（静岡）は、日本時間７日にＸ（旧ツイッター）を更新。大先輩のサポートがあったことを明かした。森薗は「卓球日本男子準決勝進出！」と喜び「練習相手の時に対戦相手と似たラバーをはってる先輩のラケット借りました、ありがとうございました」と感謝し、２１年東京五輪混合ダブルス金の水谷隼さんをメンションした。
この投稿を引用した水谷さんは「これ貸し出せただけでパリに来た甲斐がありました」と返信。数時間前に「何か自分にできることあったら言ってくれ！いつでも準備は出来てる」とマイラケットの写真をアップしていただけに、見事に“伏線回収”した形になった。ただ、後輩に対し「１０分３割複利だよ ざわ…ざわ…」と冗談ながら暴利をふっかけるのも忘れていなかった。
現地には森薗のほか、１６年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルメンバーの吉村真晴、浜田一輝が帯同している。