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レスリング女子68キロ級で銅メダルの尾崎野乃香「一度どん底を見てこうやってはい上がって試合をして…」と感慨深げ…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月7日 5時31分

◆パリ五輪 第12日 ▽レスリング(6日、シャンドマルス・アリーナ)

 女子68キロ級の3位決定戦で尾崎野乃香(慶大)がブレッシング・オボルドゥドゥ(ナイジェリア)に3―0で勝ち、銅メダルを獲得した。

 試合後、尾崎はテレビインタビューで感慨深げな表情を浮かべ、以下のように語った。

 尾崎「気持ちを切り替えて、敗者復活戦に臨み、3位決定戦を勝つことができて、ホッとしています。応援してくださった方に一度どん底を見てこうやってはい上がって試合をすることで、勇気とか諦めない思いが見せられたら良かったなと。そう思ってくれたらうれしい。銅メダルだけど、こうしていっぱい応援してくれて、両親や友達も来てくれて、少しでもいい姿を見せられたと思います。(階級を)上げて挑戦して、ここまで来られて本当に良かった。挑戦したことが間違ってなかったと。金メダルは取れなかったけど、この五輪で気持ちの面や、こういう風に臨まないといけないというのも分かった。昨日はすごくそれを考える時間があった。昨日は4年後とは言い切れなかったけど、今日はもう次は4年後を絶対に目指すと心から思えたので、次に向けて頑張ります」

 ◆尾崎 野乃香(おざき・ののか)2003年3月23日、東京都生まれ。19歳。東京・帝京高卒。慶大2年(環境情報学部)。競技は小2から。東京五輪金の須崎優衣らを輩出したJOCエリートアカデミー出身。18年ユース五輪57キロ級金メダル。世界選手権は62キロ級で21年大会銅、22年大会金。22年U20世界選手権62キロ級優勝。166センチ。

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