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AS日本、連日のプロテストは実らず4位に後退 TRは成功も、フリーは失敗…8万4500円も“没収”…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月7日 6時37分

◆パリ五輪 第12日 ▽アーティスティックスイミング (6日・アクアティクスセンター)

 チームで5日のテクニカル・ルーティン(TR)3位の日本(安永真白、比嘉もえ、佐藤友花、吉田萌、木島萌香、島田綾乃、和田彩未、小林唄)は、2種目目のフリールーテイン(FR)で343・0291点。合計627・9308点となり4位に後退した。2つ目のリフトが最低点の「ベースマーク」の評価を受けFR6位だったが、吉田主将は「まだ終わっていない」と前を向いた。

 TRでは、同じくベースマーク評価を受けた足技で演技後に「プロテスト(抗議)」を行い認められ、30点以上を取り返していた日本。中島貴子HCはこの日も抗議をしたと明かしたが、認められなかったと言う。同様にイタリア、スペインがプロテストを行っていたというが、得点と順位には変動なし。いずれも認められなかったようで、抗議の際に一時金として必要な500スイスフラン(約8万4500円)も“没収”となった。

 7日に残すアクロバティックルーティンで最終順位を争う日本。中島HCは「準備の練習を、しっかりとしたい」と余念なく調整を進める。逆転でのメダルに向け、中島HCは「ノーベースマークじゃないと戦えない。明日はいい演技をする」と、気持ちを切り替えた。

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