◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(6日、後楽園ホール)観衆1503=札止め=
新日本プロレスは6日、後楽園ホールで「G1 CLIMAX 34」を開催した。
メインイベントのAブロック公式戦でSANADAと鷹木信悟が対戦。初の一騎打ちに超満員札止めの客席が沸騰。熱闘の末、19分55秒、デッドフォールでSANADAが勝利した。試合後、SANADAは「この『G1』Aブロック、TKGに勝ったので1位通過、約束します!」と宣言した。
6日を終えAブロックはザック・セイバーJr.とEVILが5勝1敗で首位タイ。そのあとを4勝3敗で内藤哲也とSANADAが追走する展開となった。
バックステージでSANADAは「TKGとは初対決で、出会ったのは2018年、ロスインゴの時だったんですけど、こうやって6年経って初のシングルマッチができて、感無量です。世代的には同世代かもしれないですけど、TKGまだまだ動けるなあと。俺も、まだ負けてらんねえや」と引き締めた。
敗れた鷹木は「やられたなぁ。正直、余裕ねぇよ。楽しんでる場合じゃねぇのに、ついついSANADAとの試合、楽しんじまった。楽しんでる場合じゃねぇのに、わかってるのにチキショー!何がギフトだ、コノヤロー! まぁ今夜は俺がSANADAに、勝利というギフトを贈っちまったな」とかみしめていた。
◆8・6後楽園大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○BUSHI、辻陽太(3分40秒、逆エビ固め)村島克哉、嘉藤匠馬●
▼第2試合 20分1本勝負
フランシスコ・アキラ、○HENARE、KONOSUKE TAKESHITA、ジェフ・コブ(3分51秒 アルティマ)邪道●、エル・ファンタズモ、矢野通、ボルチン・オレッグ
フランシスコ・アキラ
▼第3試合 20分1本勝負
○金丸義信、成田蓮(5分52秒、サムソンクラッチ)TAKAみちのく●、上村優也
▼第4試合 30分1本勝負
本間朋晃、○後藤洋央紀(2分52秒、GTR→片エビ固め)外道●、デビッド・フィンレー
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦30分1本勝負
○グレート―O―カーン(3勝4敗=6点)(8分17秒、エリミネーター→体固め)カラム・ニューマン(2勝5敗=4点)
▼第6試合 同30分1本勝負
○ジェイク・リー(3勝4敗=6点)(4分53秒、リングアウト)ゲイブ・キッド(3勝4敗=6点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○ザック・セイバーJr.(5勝2敗=10点)(19秒、エビ固め)“キング・オブ・ダークネス”EVIL(5勝2敗=10点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○内藤哲也(4勝3敗=8点)(14分48秒、コリエンド式首固め)海野翔太(3勝4敗=6点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○SANADA(4勝3敗=8点)(19分55秒、デッドフォール→体固め)鷹木信悟(3勝4敗=6点)●