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卓球女子・平野美宇「私は東京(五輪)の時も2試合…慣れている」早田ひなの負傷もあり単複2試合出場&勝利…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月7日 7時10分

◆パリ五輪第12日 ▽卓球 団体戦(6日、パリ南アリーナ)

 女子準々決勝が行われ、世界ランク2位で第2シード・早田ひな、平野美宇、張本美和で臨んだ日本は、同13位のタイを3―0で退け、準決勝に進んだ。4大会連続のメダル獲得に王手をかけた。2012年ロンドン五輪の銀メダル(石川佳純、福原愛、平野早矢香)、16年リオデジャネイロ五輪の銅(石川佳純、福原愛、伊藤美誠)、21年東京五輪の銀(伊藤美誠、石川佳純、平野美宇)に続くメダルをかけ、9日の準決勝は、ドイツとインド(日本時間7日午後5時)の勝者と対戦する。

 平野は第1試合の早田と組むダブルスと第3試合のシングルスで2勝を挙げてチームの勝利に貢献した。5日の1回戦のポーランド戦に続く起用で「早田選手の(左腕のけがの)状況もあって、毎回2試合出させていただいて。逆に私もしっかりやるしかないなという覚悟が決まった。自分にとっても責任感が生まれていい試合ができてるんじゃないかと思います」と充実の汗をぬぐった。

 2000年生まれの同学年の“ひなみう”で組むダブルスでは、自身は精度の高いサービスで得点を重ね、早田の強みのフォアハンドを生かすべく、コース取りやレシーブで流れもつくる。常に会話を交わしながら、戦術面でも成熟度は増してきているという。「さらにコンビネーションが良くできたのかなと思います。昨日よりもすごく良かったので、このペアはすごく合ってるんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。

 前回2021年東京大会では団体で銀メダルを獲得した。同大会でも1回戦から決勝まで、石川佳純と組む第1試合のダブルスと第3試合のシングルスの2試合に出場してきた経験がある。「東京のときもずっと2試合に出させてもらったので、意外と慣れています。メンバーが違うくらいで。私は結構、2回出ているのが一緒なので、なんかちょっと思い出します」と頼もしく話した。

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