◆パリ五輪 第12日 ▽サッカー女子(6日)
準決勝2試合が行われ、決勝進出チームが決まった。
米国はドイツとの延長戦を制して1―0で3大会ぶりの決勝行きを決めた。延長前半5分にソフィア・スミスが挙げたゴールが決勝点。準々決勝の日本戦に続き2試合連続で120分間の死闘をものにした。5度目の優勝に王手をかけた。
ブラジルが昨年のW杯王者・スペインから大量点を奪い、4―2で4大会ぶりのファイナルに進んだ。ブラジルは前半6分にオウンゴールで先制。アディショナルタイム(AT)にはガビポルチリョが2点目を奪った。後半は27分にアドリアナ、同ATにケロリンがそれぞれ追加点を奪った。スペインは同40分にオウンゴール、AT12分にサルマ・パラリュエロが得点したが反撃が遅かった。
決勝戦(日本時間11日午前0時)は米国―ブラジル、3位決定戦(同9日午後10時)はドイツ―スペインの顔合わせとなった。