◆米大リーグ ロイヤルズ5―6レッドソックス(6日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)
レッドソックスの吉田正尚外野手が6日(日本時間7日)、敵地のロイヤルズ戦に「3番・DH」で出場し、6号本塁打含む5打数2安打3打点で勝利に導いた。打率は2割7分9厘となった。
5日のロイヤルズ戦では1回に21打席ぶりとなる右前安打を放つと今季2度目の固め打ちをした吉田。その勢いは一夜明けても変わらない。
第1打席は右直だったが、3回1死、カウント0―1からの2球目。見逃せばボールになるような内角低めのスプリットを強引にすくい上げると、157キロの打球速度と決して鋭い当たりではなかったものの、打球は30度で高く舞い上がり、右翼席で弾む飛距離117メートルの一発となった。
6回2死満塁では左腕ロング真ん中のカーブを右前に2点タイムリーを放った。
試合は1点差で逃げ切っただけに吉田の活躍が光った。