◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠のフィリーズ戦に「1番・DH」で出場した。
相手先発は今季7勝の左腕サンチェス。今季は7月10日に敵地で対戦しており、3打数2安打2打点だった。
この日、初回先頭の第1打席は二ゴロ。初球から積極的に打ちにいった。3回1死での第2打席はカウント2-2から真ん中のシンカーをたたいて左飛だった。
前侍ジャパン監督の栗山英樹氏が観戦に訪れた。5回2死一塁での第3打席は、内角への初球のシンカーを振ったが、さし込まれたか、力ない二直に打ち取られた。
ドジャース先発は復帰3戦目のサイ・ヤング賞3回レジェンド左腕カーショー。4回まで無失点だったが、5回2死一、二塁で中前に先制適時打を打たれた。球数も81球とかさんでいたため、ここで降板。復活勝利はまたもお預けとなった。
5日の同カード第1戦で大谷は3打数2安打2打点、1本塁打1打点の大活躍だった。5回に放った右翼線二塁打は今季4番目の打球速度188・5キロの痛烈な当たり。32個目となる三盗も決めた。8回の34号ソロは逆方向の左中間へ放り込んだ。「終盤だから1点でも多くとったほうがいい。そういう意味でいいホームランになった」と大谷。「もちろんホームランはいいところで打てればいい。盗塁は高い確率でいけると思った時にしっかりとできれば勝利に貢献できる確率が高くなる。そこに集中してやりたい」と話していた。