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【関屋記念】力強さを増したディオ 辻野調教師「段階を踏んでよくなっています」

スポーツ報知 2024年8月7日 13時0分

◆第59回関屋記念・G3(8月11日、新潟競馬場・芝1600メートル)追い切り=8月7日、栗東トレセン

 米子Sで2着だったディオ(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎、父リオンディーズ)は、まだ暗さが残る中で坂路で追い切った。単走で54秒1―12秒3をマーク。折り合って加速ラップでまとめ、状態のよさが伝わった。辻野調教師は「先週に強い調教をしたので、動きの確認です。若干、バランスが前かなとは思いますが、踏んでいくと動けましたし、合格点です」とうなずいた。

 2走前のダービー卿チャレンジTでは11着に敗れたが、「当時はコンスタントに使っていましたし、返し馬の段階から後ろ脚が今ひとつでした」と敗因は明らか。今回は先月14日から、計8本の時計を出して態勢を整えた。「前走は間に合ったという感じでした。今回は段階を踏んでよくなっています。直線が長いので、気持ちを持続させるように乗ってもらえれば」とトレーナーは手応え十分。4度目の重賞挑戦で好結果を出す。

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