４人組の管楽器ガールズグループ「ＭＯＳ」が、９月２０～２２日に開催されるＦ１のシンガポールＧＰのライブステージに出演することが７日、発表された。唯一の日本人アーティストとしてＭＯＳが出演する。
ＭＯＳは２０１７年にオーディションで結成された。ブラス＆ダンスを融合させた「ブラダン」という新たなパフォーマンススタイルで活動。「ブラダン」の動画がＳＮＳでバズり、現在の総フォロワー数は１５０万人を超えている。
ＴｉｋＴｏｋやＹｏｕＴｕｂｅで公開した「ジョジョの奇妙な冒険」のＢＧＭが話題となり、２０２３年７月にはアメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント（ＡＧＴ）」のシーズン１８に出演。審査員満票を獲得し、世界から注目された。
ＡＧＴ出演後、海外からの出演オファーが相次ぎ、昨年大みそかのドバイ・カウントダウンイベントや、今年６月のベトナムのイベントに出演。今回、シンガポールＧＰのライブステージに出演することとなった。
トロンボーン担当のＥｒｎａは「日本でもフォーミュラ１のイベントに参加したことがあり、世界中のファンと一緒に楽しめるこの機会を心待ちにしています。サーキットの壮大さに負けないよう、私たちも最高の音楽で盛り上げます！」。トランペット担当のＭｉｙｕも「この大舞台でその魅力を世界中の皆さんに伝えられるよう、全力で演奏します！」と意気込んだ。
アルトサックス担当・ＡＭＩは「私たちの音楽がシンガポールの夜をさらに華やかにすることを願っています！」。テナーサックス担当のＬｏｔｔａは「初めてのシンガポールでのライブ、とても楽しみにしています！ サーキットでのパフォーマンスはいつも特別な体験で、実際のレースを間近で見られることにもワクワクしています。ＭＯＳの音楽で観客の皆さんと一緒に盛り上がりたいです！」と目を輝かせた。