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1区で川野将虎が2位、高橋和生は11位 パリ五輪新種目の競歩リレー

スポーツ報知 2024年8月7日 15時24分

◆パリ五輪 第13日 ▽陸上(7日、トロカデロ広場周回コース)

 新種目の「混合競歩リレー」が定刻の午前7時30分(日本時間午後2時30分)にスタートした。男女1人ずつでチームを組み、マラソンの距離(42・195キロ)を男子(11・45キロ)、女子(10キロ)、男子(10キロ)、女子(10・745キロ)の順番でリレーして競う。

 日本勢は岡田久美子(富士通)と川野将虎(旭化成)、柳井綾音(立命大)と高橋和生(ADワークスグループ)の2組が新種目に出場。

 男子の1区で、川野はトップのドイツと1秒差の2位で岡田にリレー。好発進を決めた。高橋はトップと32秒差の11位で柳井につないだ。

 岡田と川野は五輪経験者。岡田は16年リオ五輪、21年東京五輪に女子20キロ競歩に出場し、16位、15位になった。川野は21年東京五輪を最後に廃止された男子50キロ競歩で6位入賞した実績を持つ。

 柳井と高橋は五輪初出場のコンビ。柳井は20歳の学生ウォーカー。28歳で五輪初出場となる高橋は元野球少年。岩手の水沢リトルで、ドジャースの大谷翔平(30)の2学年下のチームメートだったという経歴を持つ。

 岡田と柳井は、1日の女子20キロ競歩の出場を辞退し、競歩リレーに専念した。

 ◆川野 将虎(かわの・まさとら)1998年10月23日、宮崎・日向市生まれ。静岡・御殿場南高1年時に競歩を始める。17年に東洋大進学。50キロは19年全日本50キロ高畠大会で3時間36分45秒の日本新記録を樹立して初優勝。東京五輪6位入賞。22年オレゴン世界陸上は35キロ競歩銀メダル。名前の由来は、寅年生まれであることから。177センチ、60キロ。

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