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【甲子園】健大高崎が1―0で初戦突破し春夏通算20勝目 2番手の「背番号1」石垣元気が5回2/3を無安打無失点の好投

スポーツ報知 2024年8月7日 18時23分

◆第106回全国高校野球選手権大会第1日目 ▽1回戦 健大高崎1―0英明(7日・甲子園)

 健大高崎が夏9年ぶりの勝利で春夏連覇へ向け1回戦突破を決めた。

 0―0で迎えた5回1死二塁。4番・箱山遥人捕手(3年)が放った左飛で二塁走者がタッチアップ。左翼手から送球を受けた遊撃手が転んでいる間に、二塁走者は一気に本塁へ生還しこれが決勝点となった。

 投げては2番手で登板した最速154キロ右腕・石垣元気投手(2年)が5回2/3を無安打6奪三振3四死球無失点の好投。4回1死満塁の場面で登板。150キロ台の直球を連発し、フルカウントからの9球目、151キロの直球でゴロを打たせて一併打。無失点で切り抜けた。5回には153キロも計測した。

 センバツで「背番号1」を背負っていた佐藤龍月(りゅうが)投手(2年)が、左肘内側の側副じん帯損傷、疲労骨折のためメンバーから外れており「背番号1」を背負う石垣が春夏連覇へチームを勝利に導いた。

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