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巨人・浅野翔吾、絶好調を支える後半戦1軍昇格への思い「早く同じ舞台に上がりたい」…8月19打数8安打

スポーツ報知 2024年8月8日 5時50分

◆イースタン・リーグ ヤクルト2―10巨人(7日・戸田)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が7日、1軍昇格への思いを胸に快音を奏でた。イースタン・ヤクルト戦(戸田)に「5番・右翼」で先発。初回2死一、二塁、1ボール2ストライクからカーブを捉えて左前へ運び、失策も絡んで2点を先取する適時打。8月は6試合、19打数8安打の打率4割2分1厘と好調の理由を「1軍の試合を見ているとやっぱりすごい。後半戦になるにつれて、早く同じ舞台に上がりたいという思いが強くなっている」と明かした。

 打席では2軍のテーマ「追い込まれてからバットを短く持って対応する」を実践し、「(手応えは)めちゃくちゃある。三振では何も始まらないけど、転がすことでエラーも送球ミスも出てくる」。初回の適時打も、その意識の中で甘く入った変化球を逃さなかった。桑田2軍監督が「みんな2ストライクから粘り強く、アウトになっても球数を投げさせたりする打線になりつつある」と評したように、長打力といやらしさを兼ね備えた打者へのステップを踏んでいる。

 今季1軍では3試合で9打数無安打。「打つことももちろん大事ですけど、チャンスで逆方向に打ったり、進塁打などを求められた時にしっかりとこなせるように」。結果と内容を両立させながら、理想像を追い求めていく。(小島 和之)

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