◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２５節 Ｃ大阪―町田（７日・ヨドコウ）
今夏町田に加入した日本代表ＭＦ相馬勇紀が、Ｃ大阪戦で先発デビューを果たした。名古屋から破格の移籍金３億４０００万円で加入したサイドアタッカーは、得意とする左ＭＦでデビュー。縦への突破力など持ち味を発揮した中で、前半９分、同４１分にはロングスローも披露。ペナルティーエリア中央まで投げる“強肩”ぶりを披露した。
ロングスローと言えば、Ｊ１首位を走る町田の黒田剛監督が、青森山田時代から多用する武器。今季も１９４センチの韓国代表ＦＷオセフンをターゲットに多用してきた。これまでロングスローのイメージはなかった相馬だが、早稲田大時代には投げていた経験もある。ロングスローだけでなく、得意のドリブル突破から前半終了間際には決定機も演出。移籍初戦から、さっそく町田の一員としてそのスタイルへの適応を見せていた。