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日本代表MF相馬勇紀、町田デビューは不完全燃焼「警戒されても上回らないと」ロングスローも披露

スポーツ報知 2024年8月8日 0時8分

◆明治安田J1リーグ▽第25節 C大阪0―0町田(7日・ヨドコウ)

 今夏町田に加入した日本代表MF相馬勇紀が、デビュー戦を「優勝するためには絶対勝ち点3が必要だし、そのために(町田に)取ってもらったんで。結果として勝てなかったことが悔しい」と振り返った。

 左MFに入った相馬は、前半3分に突破からクロスにつなげ、さっそく持ち味を発揮。さらに前半9分、同41分にはロングスローも披露した。「あれくらいは飛ばせたらな、と思っていたぐらいは飛ばせた」と語る“一投”。早大時代や、昨季所属したポルトガル1部カザピアでも投げていたといい、ロングスローをチームの武器とする町田の一員として、さっそく適応する姿をみせた。

 何度も左サイドから惜しいクロスを供給し、後半23分に途中交代。存在感はみせたが、本人は「使っていただいているので、全力は出しましたけど、もっとフィットできる。次、見ていて下さい。次の試合はやります」ときっぱり。フィジカル面でまだ100パーセントとは言えず、ドリブルで仕掛けた後にクロスに持ち込む余裕などは、ポルトガル時代のキレまでは届いていないと自己分析した。

 町田でのデビュー戦でチームを勝利に導くことができず「警戒されても上回っていけるレベルにいないといけない。圧倒的な力を出して、優勝するために全力でプレーしたい。そこに向けて、どんどんやっていきたい」と語った相馬。このドローで2位鹿島に勝ち点3差と迫られたが、J1初昇格初優勝という目標に向け、さらに調子を上げていくことを誓った。

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