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【採点&寸評】鹿島3発快勝、首位と3差2位浮上…“MOM選定難航”も中盤で輝いたMFを選出

スポーツ報知 2024年8月8日 3時42分

 ◆明治安田J1リーグ▽第25節 鹿島3―0鳥栖(7日・カシマスタジアム)

 鹿島は中断期間を挟んで2連勝とし、勝ち点で並んでいたG大阪をかわして2位に浮上した。首位の町田とは勝ち点3差。

 採点と寸評は以下の通り。

ポポヴィッチ監督【6・5】特に誰か1人がヒーローになるわけでもなく「チームが個を輝かせる」ことで快勝。進む浸透と底上げ

GK早川友基【6・5】横っ跳びレシーブ、いやセーブでピンチ救う。コート、いやピッチ全体を使ったトス、いやパス供給も本来の精度復活

DF濃野公人【7・0】普通、SBが決めた時というのは、安西が3点目を決めた時のように「おぉ!珍しいもん見た!」となるもの。全くならない。日常。7点目

DF植田直通【6・0】クリア数8を記録。「勝利」を「快勝」あるいは「完勝」にしたのはDFライン中央部分の強さがあってのもの

DF関川郁万【6・5】強く、上手く、そして相手目線に立てば嫌らしかった。和製リネール

DF安西幸輝【6・5】クラブのホーム通算1000ゴール目のメモリアル弾(試合前、スタッフさんと『誰が決めますかね~』と話していた際、7~8人ぐらい名前が出ましたが『安西』は出てきませんでした。大穴)

MF三竿健斗【6・0】知念、佐野海舟がいなくとも、SBがこれまで通り(両翼だからこれまで以上に?)点が取れた事実は大きい。本調子までもう一歩の印象もあるが、柴崎との相性の良さは好材料

MF柴崎岳【7・0】球際勝負2連勝で濃野のゴールを演出。ハンドルさばきだけでなく、アクセルとブレーキの使い分けも見事。MOM

MF師岡柊生【6・5】1点目は起点となり、2、3点目もペナ内にしっかり走り込み、相手DFを引きつけていた。暗躍

MF名古新太郎【6・0】裏へ走る選手がいない鳥栖を見て、スプリント力と持ち運び力を兼ね備える選手がいることは本当に大きいなあと。直接的関与なくともゴール呼び込む

MF仲間隼斗【6・5】触っただけのゴール?いやいやいや。試合の中で、ボールが来ずとも何度も動き直した挙げ句、あそこにいた。奪い取ったゴール

FW鈴木優磨【6・0】今ひとつの内容が続いたが、それでもしっかり仕事はする男。クロスを折り返して仲間のゴールをアシスト

MF藤井智也【6・5】後半33分IN。投入即アシストの大仕事。ボールを持って前を向いた時のスタジアムの期待感が、シーズン序盤より明らかに増してきた

MF樋口雄太【6・0】後半33分IN。ビハインド、同点、リード、どの状況でも投入したいと思えるパフォーマンス

MFミロサブリェビッチ【―】後半42分IN。ピッチの縦軸に強度をもたらせる存在。ここから序列を上げられれば、チームの活性化間違いなし

MFパレジ【―】後半42分IN。ヒールパスが、ついに効いた…!ここからの挽回に期待

DF須貝英大【―】後半45分IN。わずかな出場時間でも長所発揮。開眼近し

木村博之主審【6・5】基準、ブレず。五輪の柔道を熱心に見ていたので、天才的笛さばきに見えました

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)

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