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卓球男子、張本智和が銀メダリストとのエース対決制す 日本2勝、決勝進出王手!…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月8日 4時29分

◆パリ五輪第13日 ▽卓球 団体戦(7日、パリ南アリーナ)

 男子準決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同7位のスウェーデンと対戦した。第1試合のダブルスは、ダブルス世界ランキング5位の戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が3―1で先勝した。

 第2試合のシングルスはエース対決。シングルスの世界ランキング9位の張本智和(智和企画)が、今大会のシングルス銀メダリストのトルルス・モレゴールに挑んだ。第1ゲーム(G)は張本の得意のバック、相手のフォアがぶつかり合い、13―11で張本が先取した。第2Gは一進一退の攻防を繰り広げ、9―9の競り合いから、サーブから3球目の攻撃で痛烈なフォアハンドを浴びせられ、9―11で取られた。1―1の第3Gは張本が流れを作る。壮絶なラリーを制すなど2―3から5連続得点。6点差で取り切った。2―1で臨んだ第4Gでは、張本は2―1からチキータレシーブを決めるなど、得点のたびに雄たけび。気迫で圧倒した。マッチポイントから相手のバックが返ってこない。勝利を確信し、両膝をついてのけぞり、何度も拳を握った。12―10で銀メダリストを打ち破り、日本は2勝とした。

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