26年ぶりの掛川西の甲子園出場に地元・掛川市の応援熱も高まっている。掛川、湖西両市を結ぶ天竜浜名湖鉄道では、全国出場を祝うヘッドマークをつけた“特別仕様電車”が運行している(大会が終了するまで運行を予定)。
発案者でデザインを手がけたのは、同鉄道職員の岡山良太さん(44)。前回出場した1998年に大石監督とともに一塁手で試合に出た同校OBだ。元々、同鉄道では様々なオリジナルヘッドマークを装着した運行を行っており、母校の県優勝をキッカケに決めた。同校OBや高校野球ファンのほかの社員40人らの協力もあったという。
岡山さんは「僕らはやりきったという思いがあるけど、しばらく母校の校歌が甲子園で歌えていない。僕らの代で校歌を歌えなかったが、ずるずる26年がたってしまった」。夏1勝に思いを強めているが「自分の持っている力を出してもらえれば。それが一番大事」とエールを送った。