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東海大静岡のドラフト候補・宮原駿介がくふうハヤテとの練習試合で148キロ計測…5回4失点

スポーツ報知 2024年8月8日 9時31分

▽練習試合 東海大静岡0-6くふうハヤテ(7日・松前球場)

 県学生野球リーグの東海大静岡が7日、松前球場でプロ野球ウエスタン・リーグに所属するくふうハヤテと練習試合を行った。今秋のドラフト候補・宮原駿介(4年)=静岡学園高出=が先発で登板し、5回を投げて4失点。「ボール自体は悪くなかった」と、初めてプロ選手相手に投げ、一定の手応えはつかんだ。

 一週間前に風邪を引いて状態は最悪な中、存在感は示した。3回に4安打を浴びて4点を失ったものの、4回には味方の2失策から招いたピンチをピシャリ。5回は先頭打者に安打を許したが、2死三塁から6番・平湯から内角の速球で見逃し三振を奪った。「ゾーンで勝負するのがテーマだった。左打者の内角も攻められた」。この日の最速は148キロを計測した。

 今月31日からリーグ戦が開幕。10月24日のドラフト会議に向けて最後のアピールチャンスだ。「圧倒的な投球を見せたい」。6月の学生日本代表候補の合宿では紅白戦で2回1安打2Kで無失点投球を見せた左腕がラストシーズンへ万全な状態に仕上げる。

(塩沢 武士)

 〇…初の学生チームとの練習試合で快勝したくふうハヤテの赤堀元之監督(54)は、「たまたま」と、言いながらも笑顔を見せた。打っては、12安打6得点で投げては、5投手での完封リレーと“プロ”の実力を見せつけた。先発した相手のプロ注目左腕・宮原に対しては、「いい球は投げている。あとは、制球力を磨くことかな」と、エールを送った。

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