◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースの右腕B・グラテロルが今季中にも復帰可能な見通しであることが7日、ロバーツ監督によって明らかにされた。
グラテロルは6日の同カードで今季初登板したが、投球動作中に右太もも裏を痛めて、1イニングもたずに負傷降板。肩をささえられながらベンチに下がった。降板時から涙を流し、試合後のロッカールームでも止まることはなかった。ロバーツ監督は重度の肉離れで今季絶望であるとの見通しを語っていた。
同監督は7日の試合前の取材対応で「MRIの結果がわかった。ハムストリングのケガの状態が(重度のグレード3ではなく)グレード1だった。もちろんこれからやるべきリハビリなどはいろいろあるが、今季中に戻ってこられるかもしれない。希望がうまれた」と明らかにした。
またこの日はロハスが戦列復帰し、6番・遊撃でスタメン入り。「今日は遊撃に入るが、ムーキー(ベッツ)が戻ってきたらムーキーが遊撃、ロハスには二塁と三塁に入ってもらう。今はまだ見えない先のことに備えて、いろんなオプションをオープンにしておきたい」と柔軟性をもった起用を続けていく方針を語った。