7月度「大樹生命月間MVP賞」が8日、発表されパ・リーグ打者部門はロッテの高部瑛斗外野手が受賞した。月間MVP初受賞となった。
高部は7月、21試合に出場し74打数30安打、リーグトップの打率4割5厘、1本塁打、11打点をマークした。出塁率4割5分7厘、14得点もリーグトップで、30安打はリーグトップタイ。得点圏打率も5割7分1厘と勝負強さも発揮した。
22年には44盗塁で盗塁王に輝いたが、昨年は故障のため1軍出場なし。右肩に痛みを感じ「胸郭出口症候群」と診断され、昨年9月に「第一肋骨(ろっこつ)切除術」を受けた。「去年は1年間試合に出ることができなくて、こういう出られるときに何とか結果を残そうと、1年間もがいてきたのでいい形になってよかった」とかみ締めていた。