◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠のフィリーズ戦に「1番・DH」で出場した。
フィリーズがシュワバーの先頭弾で先制。相手先発は今季3勝のルーキー右腕フィリップス。0―1で迎えた初回先頭の第1打席は二ゴロに倒れた。二塁へゴロを放ち、一塁手ハーパーが送球を捕球した際にバランスを崩して転倒。足が離れていたとされ塁審の判定はセーフだったが、チャレンジでビデオを検証した結果、判定が覆った。続くT・ヘルナンデスが二塁打を放つと、3番フリーマンが適時打を放って追いついた。なお2死一、三塁からロハスが左前適時打を放ち、逆転に成功した。
第2打席は2回無死一、二塁。直球を捉えたが、一ゴロに倒れた。走者はそれぞれ進塁した。
4回1死の第3打席はカウント1-2からの5球目、内角の直球に差し込まれ、二飛に倒れた。5日(同6日)の同カード第4打席で34号本塁打を放って以来、これで7打席連続ノーヒットとなった。
6回には無死二塁からの送りバントで、三塁ベースカバーに入った遊撃ロハスがタッチアウトとしたように見えたが、三塁塁審が不正なブロックをしたとジャッジ。ロハスが手を広げて抗議し、続けざまにロバーツ監督も抗議に飛び出したが、塁審から退場を宣告された。同監督の退場は今季初。
7回に大谷はフ軍3番手左腕アルバラドと対戦。無死一塁で外角へのカットボールにバットを当てて遊ゴロだった。一塁に大谷が残ったが、続くT・ヘルナンデスも遊ゴロで併殺に倒れ、無得点に終わった。