◆パリ五輪 第14日 ▽レスリング(8日、シャンドマルス・アリーナ)
女子57キロ級で桜井つぐみ(育英大助手)は、ハナフェイ・テーラー(カナダ)を6-1で破り、初戦を突破した。
桜井は55キロ級だった2021年から3年連続で世界選手権を制し、初の五輪代表に決まった。
7月3日の群馬・草津合宿で桜井は、男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルに輝いた文田健一郎(ミキハウスと初のスパーリングを行った。男女でスタイルも異なるが、桜井が積極的にぶつかり、文田は「スピードやタイミングはすごい学ぶところがある。お互いに相乗効果で良い効果があれば」と刺激を受けた、桜井も「普段、育英大で男子とやる時とも全然違って、強いし、うまい。ありがたいなって感じます」と感謝していた。
◆桜井 つぐみ(さくらい・つぐみ)2001年9月3日。高知生まれ。22歳。育英大助手。21年に55キロ級、22年、23年に57キロ級で世界選手権3連覇。