プロボクシングの日本プロボクシング協会は8日、都内で理事会を行った。頻発する計量時の体重超過を受け、早ければ来年にもタイトル戦とそれに準じる試合に関して、事前計量を導入することになった。小林昭司会長は「体重超過だけでなく健康管理を含めて(事前計量を行う)。早ければ来年から導入」とした。
世界ボクシング評議会(WBC)が導入している、試合の30日前と14日前にリミットの上限を設定する事前計量を参考に行う案が有力。WBCでは30日前がリミットの10%、14日前に5%、7日前に3%以内と上限を定めている。
日本ボクシングコミッション(JBC)、プロモーター、ジムをつないで行うのか、映像を撮影するかなど細部を詰め、12月の理事会で正式決定する運びだ。今回の理事会では選手の体調管理にもなり、事故防止にもつながると導入には全会一致だった。