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【巨人】エースの投げ合いで戸郷翔征、6回3安打無失点 内海コーチ「試合前のブルペンから気合が入った投球をしていた」

スポーツ報知 2024年8月8日 19時34分

◆JERA セ・リーグ 巨人―広島(8日・東京ドーム)

 巨人・戸郷翔征投手が後半戦初勝利となる今季8勝目を目指して先発。広島の先発・大瀬良大地投手とのエース同士の投げ合いで6回まで3安打無失点の好投を続けている。

 戸郷は2回1死から坂倉将吾捕手につまった当たりながら左前打、末包昇大外野手には死球を与え1死一、二塁。菊池涼介内野手の三ゴロで2死一、三塁とピンチが続いたが、会沢翼捕手を中飛に打ち取った。3回は1死から秋山翔吾外野手に右前打を打たれたが、大城卓三捕手が二塁盗塁を刺しチャンスの芽を摘むと、5回は1死一塁から大瀬良を投ゴロ併殺打に仕留め、無失点を続けた。

 戸郷の投球について、内海哲也投手コーチは「試合前のブルペンから気合が入った投球をしていて、そのままの勢いで試合に入れている。昨日も中継ぎ投手をたくさん使っているので、少しでも長いイニングを投げれるように、チームの勝利につなげられるように投球していってほしい」と話した。

 打線は1回、先頭の丸佳浩外野手が大瀬良の初球をとらえて、左中間フェンスの上部に当たる、あと数センチで本塁打という二塁打で出塁。この打球については、巨人・阿部慎之助監督が本塁打ではないかとリクエストをしようとしたが、審判団自ら検証を希望するとのアナウンスがあり、審判団の判断でのリプレー検証という珍しいケースとなった。その結果、フェンスを越えていないということで、二塁打となった。続く吉川尚輝内野手が送りバントを決め1死三塁としたが、ヘルナンデス外野手は空振り三振、岡本和真内野手は二飛に倒れた。

 巨人は4回1死からヘルナンデスが流し打ちで右前打、岡本和は左翼線二塁打で続き、1死二、三塁と先制の好機を作ったが、大城卓三捕手は二ゴロ、坂本勇人内野手の当たりは左翼フェンス直撃かと思われたが、広島の左翼・末包昇大外野手がジャンプして好捕。ファインプレーに阻まれ、先取点はならなかった。

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