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大関・琴桜、レスリング金メダル日下から刺激 2月の出稽古では「メダルを取るための努力を思い知らされた」

スポーツ報知 2024年8月8日 18時37分

 大相撲の大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が8日、パリ五輪のレスリング男子・グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(なお、三恵海運)を祝福し、出稽古に来た際の様子を明かした。

 日下が中学までレスリングと平行して相撲を行っていた縁もあり、佐渡ケ嶽部屋への出稽古が2月に実現。まわしを締めて土俵に上がった日下に胸を出したという。「パワーのある外国の選手に負けない差し方や、距離の詰め方を聞かれた。さまざまなものを吸収しようとしていて、金メダルを取るための努力を思い知らされた」と振り返った。

 同じトップアスリートのとの交流に「向こうは体重別で、また違った醍醐味がある」。取組や気持ちの持ち方、モチベーションについて意見交換をしたという。

「僕らも若い衆も刺激になる。良かった」と23歳の快挙を喜んだ。

 琴桜はこの日、東京・立川市で行われた夏巡業に参加し、子どもたちに胸を出すなどして会場を盛り上げた。「いい経験になる。また一つ目標になるかもしれないし、子供たちには短い時間だけど、宝物になれば」と未来の力士たちとの交流を楽しんだ。(大西 健太)

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