◆ＪＥＲＡセ・リーグ 巨人―広島（８日・東京ドーム）
元巨人の上原浩治氏が試合前にセレモニアルピッチを行った。
現役時代と同じく、巨人の背番号１９のユニホームを着て登場。右腕から投じられた球はワンバウンドで捕手のミットに収まると、少し肩をさするしぐさも見せた。最近は５日に行われた「サントリードリームマッチ」や７月２２日の日韓ドリームプレーヤーズゲーム、同１５日の巨人・阪神ＯＢ戦に出場しており、「声援は本当にうれしかったですけど、ちょっと最近登板過多なんでね、ちょっと肩が痛かったですね、今日は（笑い）」と振り返った。
試合前には「ジャイアンツ９０周年歴代ベストナイン」が発表され、抑え部門で選出。「クローザーって１年しかジャイアンツでやっていないんですけども、たぶんアメリカでのそういう印象もあったと思うんで。選んでもらえたことに関しては本当にうれしかったです」と感謝した。
現役時代にバッテリーを組んだ阿部監督については「やっぱり大変そうだなって。ストレスもたまるだろうし。勝つことが一番の薬だと思うんで。選手たちが頑張ってもらって、監督を楽にさせてあげてほしいなと思います」とし、今後のチームについて「とにかく勝ってほしい、勝つ姿を見たい」と期待を寄せた。