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「天才少女」と呼ばれた森秋彩が決勝進出 スポーツクライミング女子複合…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月8日 19時11分

◆パリ五輪 第14日 ▽スポーツクライミング(8日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

 女子複合のリード準決勝が行われ、五輪初出場の森秋彩(筑波大)が96・1点。6日に行われたボルダーの54・0点との合計150・1点で4位となり、決勝進出を決めた。

 小学3年時の12年、「アルコ・ロックジュニア」(イタリア)7~9歳の部でスピード、ボルダリング、リードの3種目で優勝し、「天才少女」と呼ばれた。18年には14歳でリード日本選手権を制して尾上彩の11歳7か月に次ぐ史上2位の年少優勝。21年の東京五輪出場は逃したが、パリへの切符をつかんだ。

 6日のボルダーでは第1課題は攻略できなかったが、2完登していた。

準決勝は上位8選手が10日の決勝へ進出する。

 ◆森 秋彩(もり・あい)2003年9月17日、横浜市生まれ。20歳。茨城・つくば開成高から筑波大。幼稚園時代はフットサル、小学1年時に父・正夫さんの影響で転居先の茨城・つくば市内で競技を始める。リードのジャパンカップは16年大会で初優勝。17年大会で連覇した。同年の世界ユース選手権でリードのユースB(2002、03年生まれ)優勝。19年世界選手権リード3位。22年にリードでW杯初優勝。23年世界選手権リード優勝、複合3位。154センチ。

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