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【ソフトバンク】朗希対策ズバリ!速攻&球数費やす攻略術「追い込まれる前に勝負」3回までに3点先取

スポーツ報知 2024年8月8日 19時39分

◆パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク(8日・ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクのロッテ・佐々木朗希投手への対策がズバッとハマり、3回までに3点を先取した。

 試合前に村上打撃コーチが指示したことは主に2つだ。

 <1>追い込まれるまでは狙い球を絞って打ちにいく

 <2>球数の制限がある朗希に対して、追い込まれれば6球以上投げさせる。コンパクトに投手の足元へと打ち返すイメージ

 初回、先頭の牧原大は初球の直球を右前に運び、2番・今宮もカウント1―1から右前打で続いた。栗原は3球三振に倒れ、山川、近藤も三振に終わったが、山川は6球、近藤も7球を費やすことに成功した。

 初回の攻撃がボディーブローのように効いたのか、2回、先制に成功した。

 先頭・正木が1ストライクから直球を叩いて中飛と悪くない。そして柳町、甲斐と、ともにファーストストライクの直球を叩いて安打。佐藤直も初球の直球を叩いた上での遊ゴロで2死一、三塁。ここで牧原大は、2ボール1ストライクから浮いたフォークをとらえて右中間へ2点二塁打を放った。「いいピッチャーなので、とにかく追い込まれる前に勝負と思ってスイングを仕掛けにいきました。その意識がいい結果に結びついたと思います」とマッキーはしてやったり。いずれも早いカウントでのアグレッシブな攻撃が奏功した。

 3回も先頭・栗原が1ボールからの直球を叩いていい当たりの二直。2死後、近藤は1ボールから、まさに朗希の足元を抜く中前打で出塁。正木は6球投げさせた上で三塁への内野安打で2死一、三塁。柳町はカウント1―1から内角直球を叩き、詰まりながらも左前に落とす適時打とした。この時点で得点圏打率4割1分9厘とした柳町は「好投手の佐々木投手からのチャンスを絶対に生かそうと集中しました。うまくヒッティングできたと思います」と胸を張っていた。

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