ＹｏｕＴｕｂｅｒでタレントのフワちゃん（３０）が、お笑いタレント・やす子（２５）にＳＮＳで不適切な投稿をした件で、フワちゃんが８日午後９時３０分、Ｘ（旧ツイッター）に謝罪文を投稿した。３日ぶりのＸ更新となる。
やす子に直接謝罪をしたことを明かし「元々やす子さんと私の間に確執なども全くありません」と釈明。やす子とは何度も共演しており「会う度様子を気にかけてくれて、嬉（うれ）しい言葉をくれる優しい方です。謝罪の際もこちらの体調を気遣い、私側の誹謗（ひぼう）中傷に対する心のケアのことまで心配してくれました」とつづった。
投稿の理由に関しては「当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました」と説明。「低俗な行為で、人の心を傷つける言葉を吐いてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
ネット上では、フワちゃんと仲の良いお笑いコンビ「Ａマッソ」の加納（３５）、お笑いトリオ「トンツカタン」の森本晋太郎（３４）も騒動に関わっているのではとの臆測も出回っているが「投稿当時Ａマッソの加納さんとトンツカタンの森本さんと旅行中でしたが、この２人は本件の投稿については関わっておりません」と否定した。
また、この日までに公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルのコメント欄を閉鎖したが、謝罪文では活動休止などについては言及していない。
一方、やす子の所属事務所は、フワちゃんの謝罪文掲載の約３０分前に公式サイトで声明を発表。「当人同士お会いしてお話させていただきました」とし「本人は仕事に精力的に取り組んでおりますので、引き続き温かく見守っていただければ幸いです」と記した。
◆教科書から削除へ
フワちゃんが掲載される予定だった２５年度の中学校家庭科分野の教科書から削除されることが８日、分かった。
教科書出版社・開隆堂出版の担当者はスポーツ報知の取材に「８日に教科書の修正を文科省に申請した。まだ使われてない教科書で、これから削除し訂正する」と話した。修正理由について、フワちゃんの一連の騒動を挙げ「本人の発言が問題だと捉えている。約３年ほど前から掲載を考えて制作していたが、削除申請を決めた」とした。
今年３月８日に文科省の教科書検定に合格したが、まだ印刷はしていない。担当者は「時間的には十分に間に合う。生徒たちの目に触れることはない」としている。
同出版社の中学校家庭科の教科書では、「衣服は個性を表現する役割もある」というテーマで、特徴的な衣服の具体例としてタレント・渡辺直美（３６）と共にフワちゃんを掲載予定だった。