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レスリング男子86キロ級準々決勝 石黒隼士が敗れる「(敗者復活戦を)信じて準備したい」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月8日 19時58分

◆パリ五輪 第14日 ▽レスリング(8日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子フリースタイル86キロ級1回戦で石黒隼士(自衛隊)が準々決勝でブルックス(米国)に1―11で完敗した。「やったことがある相手で手の内はわかっていたんですけど、後半思うように体が動かなかった」と試合後のインタビューでは肩を落とした。

 石黒は高谷惣亮(拓大職)の4大会連続五輪出場を阻んだ成長株。4月に初の五輪出場を決めた際には「めちゃくちゃうれしい。でも、まだ第一段階。目標は五輪の86キロ級で日本人が優勝すること。そのスタートラインに立った。ここからが自分のレスリング人生最大のヤマ場だ」と頂点を狙うことを宣言していた。

 敗者復活戦の可能性は残しており、「(ブルックスが)多分、決勝に行ってくれると思うので、それを信じて準備したいと思います」と激戦階級でのメダル獲得を諦めない強い意志を示した。

 以下は試合後のコメント。

 「やったことある選手で手の内はわかってたんですけど、やっぱり後半思うように体が動かなくなってしまって。そこから相手の展開になってしまって。そういったところでまだやっぱ自分の未熟なところが出たのかなと思ってます」

 ―敗者復活の可能性があるが

 「もう1回、気持ちというか体のコンディションだったりとか、そういった色んなところ作り直して、彼、多分、決勝に行ってくれると思うので、それを信じて準備したいと思います」

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