◆ＪＥＲＡセ・リーグ ヤクルト３―６阪神（８日・神宮）
ヤクルトは吉村貢司郎投手が５回途中６失点の乱調で６敗目を喫した。高津臣吾監督は「投手戦に持っていかないと勝ち目がないって言ったらあれだけれども、やっぱり先発が頑張らないから、先に点をやってしまったり、ゲームを追いかける展開になってしまったりっていうのは（敗因の理由として）ある」と指摘した。
打線は２回に松本直の適時打で先取点を奪うも、４回に吉村が森下に同点ソロ、前川には勝ち越し適時打を許し逆転された。５回にも２四球が絡み４安打を集中されて４失点。たまらず、ベンチから降板を告げられた。
指揮官は「トータル何イニングで何失点じゃなくて、初回がどうだったのか。３回の時点で勝ってるのか負けてるのか、追いかけてるのか、それとも０ー０なのか。いろんなケースがあると思う。やっぱり優位に立ってゲームを進めていかなきゃいけない」と先発のゲームメイクの必要性を強調した。