◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―6阪神(8日・神宮)
阪神・岡田彰布監督が、同一カード3連戦3連敗を阻止する価値ある一勝に会心の笑みだ。6日にサヨナラ打を献上した岩崎が3点リードの9回に登板し、1死一塁から代打・北村を一ゴロ併殺打に仕留めてゲームセット。神宮球場に「あと1球」のコールが響かないまま、逃げ切った。
以下、監督の一問一答。
―先制されたがつなぐ意識で逆転。
「おーん。まあなぁ。きょうはゆっくり9回まであると思って、お前(笑)」
―森下の一発がきいた。
「あれでちょっと火ついたよな。次のあの(佐藤輝の)走塁もな」
―佐藤は集中力を切らさずに。
「まあ、その意識や。意識の問題や。それは」
―前川も楽に打席に立てた。
「それは全然楽よ。やっぱり二塁と三塁ではな。ましてや前進守備を向こうもしてくるしな。同点やから」
―追い込まれてもバットに当てられる前川の良さが出た。
「いやいや、ああいうのが大きいよ。どんな当たりであろうとな。内容じゃないやん、もう。やっぱりな。野手がいてないところにあないして打てば打点もつくしな」
―ビーズリーは安定。
「ずっとあれや、良いピッチングしてるし。今日は球数も少なかったしな。あそこまでいってくれたら後はな、2人でいきたかったけどな。石井はちょっと使いたくなかったんやけど」
―桐敷は3日空いてたから。
「いや、空いてたからな。あれあんま空けてもあかんねん、あれな。空いてたからもう桐敷は投げさとうと思った。岩崎もやられた後やから、なんかええ形でな。そらな、向こうな、京セラ帰れるようにと思って。2人いけたらと思ったけどな」
―中野と木浪の二遊間は固定して2年目。連係も良くなっている。
「いや、そら良うなってるよ。なあ、ゲッツーで終わったら『あと1球』って言われへんもんな(笑)。ああいう終わり方はな、なんかな、ぷーっと終わってしまうよな。しゃあないけど」
―最後3試合目を締めて次に臨める。
「いやいや、今日負けるのとそらな、3連敗なんか絶対あかんから、それは大きいよ、昨日もおとといも雨とかでな、なんかちょっと嫌な感じやったからな」
―明日から上位2チームとの6連戦。引き続きこの野球を続けていく。
「いやいや、もう一緒一緒それは。まあまだな、最終じゃないからな。今回で1週間6試合当たるから、最後のな、あれにどんな戦いになるかいうあれやろな」
―今日はパインアメの日。
「そんなん知らん」