◆パリ五輪 第１４日 ▽ゴルフ女子（第２日＝８日、ゴルフナショナル＝６３７４ヤード、パー７２）
第２ラウンドが行われ、日本ツアーの２年連続年間女王で初出場の山下美夢有（加賀電子）は７位から出て、５バーディー、３ボギーの７０で回り、通算３アンダーの暫定７位でホールアウトした。首位とは５打差となっている。笹生優花（アース製薬）は４６位から出て、２バーディー、１ボギー、１トリプルボギーの７４で、７オーバーの暫定５０位となっている。
上下白のウェアでプレーした山下は５番で残り１２６ヤードから３メートルにつけ、これを沈めバーディーを先行させた。８番パー３で６メートルから３パットでボギー。９番パー５では８８ヤードからの３打目を１メートル強に運んでバーディーを奪い、前半にスコアを１つ伸ばして折り返した。
後半は１０番で第１打を左の池に入れてボギー。１２番で第１打を左ラフに入れ、第２打は右のラフへ。第３打を１メートルに寄せたが、これを決められずボギーと苦しい展開となった。だが、終盤の１５番で約９メートルを沈めてバーディーを奪うと、１７番は１４５ヤードから１メートル強の好機につけ、バーディー。最終１８番パー５では４メートルのバーディーパットを沈め、７０となった。
山下は初日のラウンド後、「一打一打集中して、しっかり伸ばせるように頑張りたい」と話していた。