◆パ・リーグ オリックス3―0西武(8日・京セラドーム)
リズムに乗れない。先発の青山が3回まで1失点も5四球で63球。打線も未勝利だった高島に5回まで1安打に抑えられ、7回にはセットアッパーで復帰した平良が森に中越え2ランを被弾した。今季初めてオリックスに同一カード3連敗。3試合連続で致命的な一発を浴びた。渡辺GM兼監督代行は「これ以上、点をやれない状況の中で早めに投手をスイッチしていって、何とかヤンとかも耐えて0点にいってくれていたんだけど…。結果的にいい球を一発で仕留められているのと、逆にウチはチャンスで悪い球を振らされている。その違いが出ている、この3連戦は。そこが大きな違いだと思う。攻撃の方では」と悔しげに振りかえた。
借金は最多の39にふくらみ、勝率は6月21日以来の3割切りとなった。それでも監督代行は「何とか勝たないとね、これだけ負けが込んで。いつも言うようだけど、こういう中でも応援してくれるファンはいるわけだし、本当に思い切っていってほしい」と言葉を強めた。どんなに苦しい状況に追い込まれてもファイティングポーズは崩さない。